チームしゃちほこ 年末大感謝祭巻き込まれたぎゃ②
PHOTO=井上朝夫&花形くん TEXT=井上朝夫
「年末大感謝祭ソロライブ6days」
大黒柚姫スタッフ打ち合わせレポート
11月27日。恵比寿のとある会議室。
そこには「年末大感謝祭ソロライブ6days」大黒柚姫ソロライブのスタッフとなった大人4人が集められた……。
スターダスト枠……音楽出版 石崎(A&R担当 ※通称:ザッキ―・かりそめ先生)
ワーナー枠……中村(A&R担当 ※通称:みつおさん)
助っ人枠……HUSTLE PRESS井上(元B.L.T.編集長)、CM部手代木(微笑みの天使)
花形くん「今日はみなさんお忙しい中、大黒柚姫ライブを盛り上げる企画を練っていただくため、お集まりいただきありがとうございます」。
(5分程度、4人静粛に説明を聞く)
花形くん「え~、大変申し上げにくいのですが、ほかの4名のライブはほぼセトリまで決まっており、大黒柚姫ライブだけ遅れております」。
ザッキ―「え~聞いてねぇよ(笑)」。
井上「マジすか! つーか、いつみんな集まって打ち合わせしてたの?」。
花形くん「昨日までに終わってりまして……」。
ザッキー「戦いだからね。ちょっとやばいね。ガチで今日、いい感じに決めちゃいましょうよ!」。
(終始、うなずいているみつおさんと、終始にっこりとほほえんでいる手代木さん)
花形くん「では、条件などをホワイトボードに書き出していきますね」。
(条件の再確認)
井上「あれ? 12月18日(金)じゃないの?」。
花形くん「あ、すみません。そうでした……。大黒さんの課題曲は『エンジョイ人生』。そして共通課題曲は『スターダストボウリング』となります。総予算は20万円。企画を決めていただき、最終店長チェックはありますが、そこで問題なければ、OKとなります」。
ザッキー「さて、どこから決めていきましょうかね」。
井上「まずは、全体の流れの構成でしょ。いや、僕ですね……B.L.T.時代から大黒さんのこと『大黒様(おおぐろさま)』って呼んでいたんですよ。なんか大黒様(だいこくさま)みたいに幸運をくれる感じがして」。
ザッキー「たしかに、大黒はそういうとこありますね。いるだけで幸せになれる的な」。
井上「幸をもらいたいんですよね。大黒様(おおぐろさま)には(笑)。僕も会社を辞めて、心の病み上がりみたいなもんですから(笑)。だから勝手に考えてきた副題があって……『お願い 大黒様~私達に幸をください~ 』」。
(3人苦笑)
井上「普通60分尺だと、何曲っていうのがベターなんですか?」。
ザッキー「6曲30分っていう計算だから、トークとかも入ってくるとなると1時間だと10曲ってとこじゃないですか」。
花形くん「確かに、他は10曲のところが多いですね。そこに演出とかコーナーとかが入ってくるみたいな」。
井上「でも、せっかくソロライブ見に来てくれるわけだから、ガンガン歌を歌ってもらった方がいいでしょ、やっぱ」。
ザッキー「このチームって『なんかしゃべる人多い』とか言われてたから、コーナーとかありそうな気配じゃないですか。でも、あえて何コーナーもってこず、60分間限界ライブとかね!」。
みつおさん「いや。実は自分もそう思って、柚姫ちゃんに聞き取りをして、セトリ作ってきたんですよ……」。
(3人歓声:セトリは内緒)
ザッキー「やりますねぇ。みつおさん!!」。
みつおさん「彼女としては、やっぱり自分のすべてを出したいってことで、より多くの曲を歌う前提です」。
井上「いいですねぇ~」。
みつおさん「タイトル案なんですけど『大黒柚姫が止まらない~2015覚醒』です」。
ザッキー「おー、いいっすね。今回のライブは大黒柚姫のためにあるって感じで」。
井上「じゃあ、いっそのこと合わせちゃいませんか(笑)。副題『お願い!大黒様が止まらない2015~私達に幸をください』的な……」。
ザッキー「(笑)。自分も足していいっすか。最後に『THE FINAL』を入れたい。一応、しゃちの今年公式イベントでは最後になるんで」。
花形くん「ということは、『お願い!大黒様が止まらない2015~私達に幸をください THE FINAL~』でいいでしょうか?」。
ザッキー「最後にまだ発言のない手代木さんから何か付け加えてもらいましょうよ」。
手代木「え~、私ですかぁ。う~ん。じゃあ、幸をくださいのあとに♡をいれてください」。
(3人笑)
井上「副題も決まったから、あとはみつおさんの出してきてくれたセトリについて精査していきましょうよ!」。
みつおさん「副題にも『幸をください』って入っているんで、みんなを幸せにできるアゲ曲が基本ですよね。とはいえ、最後は『××××』で終わるっていう」。
ザッキー「カバーする曲3曲が問題だな」。
みつおさん「実は本人から、どうしてもこの2曲のカバー曲はは入れたいって要望が来てるんですよね」。
井上「そう言われちゃうと、本人の意を汲んであげたくなりますね。だったら、その2曲はありなんじゃ」。
ザッキー「本人の『おはこ』を歌わせすぎると、なんかカラオケ大会っぽくなっちゃうからあと1曲は、俺たちで決めましょうよ」。
井上「『幸をください』ってことなので、『HAPPY』って曲名に入っているものって、どうですかね? 実は3曲候補をもってきてるんですよ(笑)」。
ザッキー「井上さん、はえ~な~(笑)」。
井上「1曲目は奥菜恵の『FOURTH HAPPINESS』。これ、いい曲なんですよ」。
3人「知らないわ……(笑)」。
井上「2曲目はBerryz工房の『HAPPINESS~幸福歓迎~』。これも、いい曲なんですわ。聴いている者をHAPPYにしてくれる」。
ザッキー「なるほどね。THEアイドルの大黒にはいいかもしれませんね」。
井上「3曲目は今話題の大原櫻子。『Happy Days』。女の子的には、歌いたいかもしれない」。
手代木「確かに、うちに来るオーディションでも最近、大原櫻子さんの歌を歌う子がすごく多いので、本人も歌いたいかもしれませんね」。
井上「どうですかね? 幸を届けるためのハッピーになれる曲」。
みつおさん「いいと思います! あとは本人がどれを選ぶかは、本番までのお楽しみっていうことにしておきましょうか」。
ザッキー「ナイス、アイデアです!」。
みつおさん「あと、本人からライブ演出以外にもこんなことしてみたいというアイデアが出ています!」。
ザッキー「それもいいじゃないですか! 絶対、よろこびますよ」。
井上「であれば、それに○○も足してみたらどうですか?僕ら、予算の20万円をほぼ使ってないわけだから、そういうのがあってもいいんじゃないですかね」。
ザッキー「それはいい! 今年最後だし、来年へのお土産になりますね」。
みつおさん「衣装は本人から3パターンアイデアが出ています」。
花形くん「他のところ(スタイリストさん)がスタッフとして入っているところで、衣装を作ったりしているところもありますよ」。
みつおさん「だったら、うちは直球勝負でいいんじゃないですかね」。
ザッキー「普段、着れない黒とか白とかの衣装もありだとは思いますけどね。いつも紫なわけだから」。
井上「衣装は、お任せします(笑)」。
ザッキー「あとは何分超えてしまうか。確信犯でいっちゃいましょう!直球勝負でズバッと!」。
井上「賛成! 『しゃべるスタッフ』が集まっているのに、僕らはまったく出ていかないという逆転の発想で。そっちの方が絶対ファンのみなさんも喜びます」。
(扉があき店長乱入)
店長「ど~ぉ? 進んでますか?」。
ザッキー「結構、いい感じで決まってきてますよ、マジで」。
店長「ここは発案者が多そうなんで心配ないか……じゃ、まかせた!」。
(そそくさと店長退散)
花形くん「では、副題は『お願い!大黒様が止まらない2015~私達に幸をください♡THE FINAL~』」。
4人「異議なし!」。
こうして、大黒柚姫を支えるサポートスタッフ大人4名の会議は1時間半にもおよび、幕を閉じたのであった!
個人的には、とにかくノンストップで幸をもらうことのできる楽しいライブになったと思うので、大満足な結果でした。
ここでは、セトリはお知らせすることはできませんが、どう考えても60分はゆうに超えてくるんですね、これが(笑)。
損はさせませんぜ! ゆずきファン様たちに!!!
12月18日(金)愛知・Electric Lady Landで、皆様のご来場をお待ちしております!
チームしゃちほこ(ちーむ・しゃちほこ)
スターダストプロモーションが手掛ける名古屋発ユニット。メンバー全員名古屋在住で、現役女子高生6人組。地元を中心に活動。人気もすでに全国区!
【CHECK IT】
毎週金曜日「ゆるしゃち」(メ~テレ)が放送中。12月9日(月)から「年末大感謝祭ソロライブ6days」を名古屋Electric Lady Landにて開催。弊社井上社長も大黒柚姫の回12月18日(金)にスタッフとして参加。タイトルは「お願い!大黒様が止まらない2015
~私達に幸をください♡ THE FINAL~」。
ミニアルバム「いいじゃないか」「ええじゃないか」が好評発売中。
ライブ作品「しゃちサマ2015~JK最後の夏休み~」(DVD/Blu-ray)は絶賛発売中。
来年3月12日には「JK卒業ライブ」を地元名古屋のポートメッセなごやにて開催決定!
詳しい情報はチームしゃちほこオフィシャルサイト